親知らず
こんにちは♪
東伏見、武蔵関から近い歯医者
練馬関町かんけ歯科矯正歯科でございます。
本日は、
《親知らず》についてお話しさせて下さい。
親知らずとは、大人の歯の一番奥に生えてくる歯です。
正式名称は、第三大臼歯または、智歯(ちし)です。
永久歯(大人の歯)の中で最後に発育します。
通常10代後半から20代前半に生えてきますが生え方や位置によっては
様々なトラブルの原因となることがあります。
また、親に知られることなく生えてくる歯であることが
その名前の由来だとも言われています。
🦷親知らずが生えることで考えられるトラブル🦷
•智歯周囲炎
親知らずが歯肉に部分的に被って不潔になりやすく、歯肉の炎症を起こす。
•虫歯
親知らずは一番奥にあるため歯みがきが届きにくく、虫歯になりやすい。
•歯周病
親知らずの周りの歯肉が炎症を起こし、歯周病につながる。
•歯並びの変化
親知らずが斜めや横向きに生えることで、隣の歯を押し出して歯並びが悪くなる
などがあります。
必ずしも、抜かなくてはいけない訳ではなくその時の症状にもよります。
🦷親知らずの抜歯について🦷
•抜歯のメリット
炎症や痛み、むし歯、歯周病の予防、歯並びの悪化を防ぐ
•抜歯のデメリット
抜歯後の痛みや腫れ、感染症のリスク、神経に影響する可能性
•抜歯の判断
親知らずが正常に生えていて周りの歯に悪影響がない場合は抜歯の必要はありません。
しかし、痛みを繰り返したり何度も腫れたり虫歯や歯周病のリスクが高い場合は抜歯を検討する必要があります。
画像Dental XR参照
また、上顎と下顎とでは
上顎の方が比較的痛みや腫れが出にくいです。
これは、下顎の方が骨が硬く親知らずが歯肉や骨に埋まっている事が多いからです。
🦷では実際に親知らずを抜いたほうがいいサインとは?🦷
•親知らずや周囲の歯がズキズキ痛む
•歯茎が腫れている
•歯並びが悪くなってきた
•口が開けづらい
🦷親知らずを抜く年齢の目安と理由🦷
•10代後半~20代前半
骨がまだ柔らかく抜歯後の回復が早い
•20代後半〜30代
骨が硬くなり抜歯が難しくなる可能性がある
•40代以降
骨密度が低下し抜歯後の回復が遅れる可能性がある
こういった傾向がある為、早めに抜歯を検討した方がいいのかもしれません。
気になる方は是非一度、ご来院してみて下さい。